ムネアカハラビロカマキリは近年日本に侵入した外来種で、新潟県でも2015年に発見されています。在来種のハラビロカマキリより大型で、胸部の腹面に赤みがあるのが特徴です。生態系に大きな被害をもたらすという”特定外来生物”には指定されていませんが、ムネアカハラビロカマキリが侵入すると在来種のハラビロカマキリが減るという報告もあり(松本・佐藤・井上, 2006 Jpn. J. Environ. Entomol. Zool. 27)、慎重に対応する必要があります。
2022年に新潟県の複数の場所で再発見されました。そこでわれわれ昆虫はかせネットワークとみなさんで協力して、新潟県内のムネアカハラビロカマキリの分布調査を行います。我こそは!と思う方、協力お願いします。
寒くなったので、季節限定”ムネアカハラビロカマキリの卵の分布調査”始めます。やり方は成虫と同じです。
皆様から頂いたムネアカハラビロカマキリ分布を地図で見られるようにしました。ムネアカハラビロカマキリの地図(随時追加します)
卵全体が白く、黒い筋があります(ハラビロカマキリは全体に茶色い)。また、下側が少し浮き上がって見えます
もっと詳しく知りたい方は
ハラビロカマキリとムネアカハラビロカマキリの見分け方(広島大学デジタル博物館)
ムネアカハラビロカマキリを発見したら、以下を記録してください
※外来生物なので、卵はできれば回収し、冷凍などで処理してください。難しい時は昆虫はかせネットワークに送ってください(住所を書く欄に「卵を送りたい」と書いてもらえば送り先を返信します。
発見者には特製カードまたはバッジプレゼント!
情報提供への協力お願いします。